2025年を振り返る

AI要約

2025年の振り返りをLLMで日記から話題抽出する手法で行い、引っ越し・健康管理・金策・社交・キャリア転換とリーダーシップ強化を通じて自分なりの生存戦略を構築した一年を総括している。

2025年を振り返る際に、まず振り返りのやり方を検討した。振り返りのhowについては、テキストデータを自然言語処理・あるいは単純な統計処理に基づき機械的分析を行う手法と、文字通りに年末に何があったかをRetrospectiveに振り返る「単純な振り返り」の手法の両極端があるだろう。まず機械的分析をやってみたが、去年の結果とほとんど変わらず、つまらないと思ってしまった。かといって単純に振り返るだけでは、後ろの期間に相対的に強いバイアスがかかり、直近あったことばかり振り返るようになってしまう。

2025年末の今回は間を取り、BigQueryに格納した日記のテキストデータをBigQuery MCP Serverを用いてGemini CLIで取得し、トピックを抽出して分析することにした。話題の抽出はLLMの力を借りつつ、その話題に振り返る価値があるかどうかは人間が判断するわけだ。メモのテキストデータも統合すれば、関心を持っていたトピックの情報がより強く浮き彫りになる。

そんなこんなで、2025年も様々なことがあった。記憶と記録を振り返り、まとめ、来年の糧にしていきたい。今の俺は、人は忘れる生き物であることを理解している。

引っ越した

(画像は千葉市美術館にある旧千葉市中央地区市民センターの模型)

2025年の12月に、東京の杉並区から千葉市中央区に引っ越した。

引っ越しにより月々の支払いは20%削減され、部屋の住みやすさは2段階くらい上がった気がする*1。ジムやスーパーも近く、東京特有の過密に悩まされることもない。東京へのアクセスは離れてしまったが、用事がある時は気軽に行ける距離だ。何より電車に乗らず生活に必要な動作を全て完結させることができるのが良い。

新しい家ではもっと住みやすくしたい。旧居は機能を最低限果たす家具しか置いておらず、寂しい感じになっていた。テレビ台は歪み、テーブルは汚く、ソファは存在しなかった。インテリアを自分でチョイスするセンスはないと実感している。ココナラでデザインと家具のセレクトを全部やってくれるサービスを見つけて、依頼してみたりした。まだカーテンしか買えていないが、いい感じの部屋を作っていきたい。リラックスできる環境を作りたい。

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生存戦略の構築

個人レベルの生存戦略を構築するために必要なことは2点ある:

  • 自分を理解すること。自分がどのような人間で、何が得意で、何が苦手で、何が絶対に無理なのかを把握する。
  • 制約条件を理解すること。r > gが支配する現代においては、個人の努力により改善できる範囲には限度がある。

生存戦略とは、自己理解と制約条件の理解を前提とした、優先度に基づく判断基準である。2025年は自己理解が進み、制約条件の把握が進んだことで、生存戦略の構築を進めることができた。

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一番大事にしていたのは健康だ。なんとしてでも健康を保つのは最優先目標だ。睡眠・運動・食事の3つをバランスよく回せればなんとかなる。

  • 週に3回ジムに通うのをずっと続けることができた。ベンチプレスの重量は年初の40kgから最大70kgまで増量できた。最近はトレッドミルでの有酸素運動が楽しくなり、2-1インターバルを始めたりしている。
  • 自炊もよく回るようになってきた。ホットクックを買ったり、レシピ本を買ったり、AIにレシピ相談をしたり色々やっていた。

金策もやっていた。一時個別株取引やクリプトのアルゴリズム・トレードに手を出した時期もあったが、今は単純な積立をずっと続けている。金に余裕があると心に余裕ができて良い。

社交は昔から苦手だ。苦手なりにうまくやる方法としては、他人から誘われるのを待つのではなく、自分から誘えば良いのだと気がついた。誘えば意外と乗ってくれる。今のところ断られたことがない。

肉体の健康を保ち、金策で余裕をつくり、社交を楽しんでいければ、生き残ることはできる。

仕事の話

前職では主にデータエンジニアリングをしていた。去年(2024年)の9月に今の会社へ転職してきたのを機にキャリアを変え、それ以来1年、主にアプリケーションのエンジニアとしてTypeScriptをカキカキするのが主な仕事だった。働き方としてはIC (Inidividual Contributor) にあたる。一転して、今年の10月から正式にデータエンジニアリングの仕事に就くことになった。ICからユニットのリード職となり、役割も変わっている。過去にやっていた仕事に戻ってくるのは「強くてニューゲーム」という感じだ。この分野の仕事は面白いと思うし、向いているのだろう。

とはいえ過去の反省もある。率直に言って、過去の自分はリーダーシップ不足だった。向き合うためにTwitterで見かけた『90日で成果を出すリーダー』を読み、書いてあることをずっと実践していた。

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現実と向き合うためには、技術力に加えて政治力を身につける必要があると痛感した。政治から逃れることができないのなら、正面から実力でねじ伏せるのが王道だろう。ちょうどよくエッセイを見かけたので、決意を込めて翻訳もした。

Zenn Articlezenn.dev政治から逃げるな - Matheus Limaauthor: contradiction29

技術力だけではどうしようもない状況にどう向き合っていくかが今後のテーマになるだろう。

おわりに

2025年は現実と向き合い、選択をし、自分なりの生き方を確立した時期だった。2026年はその生き方でどれだけ戦えるかを試す年になるだろう。来年も頑張っていきたい。

*1:全体で何段階あるかは不明だが、体感として2段階くらいである